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2017年10月5日木曜日

クエリで合計・平均・最小・最大・カウント・標準偏差・分散を求める

Accessのクエリで、合計・平均・最小・最大・カウント・標準偏差・分散を求める方法です。

下の商品月別販売数テーブルから、1月~3月の販売数フィールドを使用し計算します。
商品月別販売数テーブル

リボンの[作成]~クエリ[クエリ デザイン]をクリックします。
[クエリ デザイン]をクリックする

テーブルの表示ダイアログボックスが開くので、商品月別販売数テーブルを選択します。
テーブルの表示ダイアログボックス

1月から3月のフィールドをダブルクリックし、下のグリッドに移動します。
数値の集計をするので、商品IDや商品名の文字フィールドは含めません。
1月から3月のフィールドをダブルクリックする

リボンの[クエリ ツール]~[デザイン]~表示/非表示グループの[集計]をクリックします。
すると下のグリッドに集計の行が挿入され、「グループ化」と表示されます。
表示/非表示グループの[集計]をクリックする

集計のグループ化のセルがコンボボックスになっているので、▼をクリックすると合計・平均・最小・最大・カウント・標準偏差・分散から選択できます。
▼をクリックし合計・平均・最小・最大・カウント・標準偏差・分散から選択

ここでは、1月が合計、2月が最大、3月が標準偏差を求めるように設定しました。
1月が合計、2月が最大、3月が標準偏差を求めるように設定

実行結果です。
合計・最大・標準偏差の計算結果が表示されています。
合計・最大・標準偏差の計算結果が表示された

以上のように、クエリの集計を使うと簡単に合計や平均などを求めることができます。

2017年8月26日土曜日

Accessクエリで演算フィールドを作成し合計する

Accessのクエリで演算フィールドを作成し、合計をする方法です。

下のテーブルの商品名には、同じ「デジタル時計」と「距離計」があります。
これを集計し、月の合計を行います。
商品名には、同じ「デジタル時計」と「距離計」がある

商品IDはオートナンバー型なのでグループ化しても無意味です。
オートナンバー型の数値を集計しても合計しても意味がないからです。
ですので、商品ID以外のフィールドでクエリを作成します。
商品ID以外のフィールドでクエリを作成

リボンの[クエリ ツール]~[デザイン]~表示/非表示グループの[集計]をクリックします。
表示/非表示グループの[集計]をクリック

これでクエリに集計行が追加され、「グループ化」と表示されます。
クエリに集計行が追加され、「グループ化」と表示

1月から3月の数値は合計するので、集計欄から[合計]を選択します。
集計欄から[合計]を選択

1月から3月まで合計に変更すると、下のようになります。
1月から3月まで合計に変更する

クエリを実行すると商品名がグループ化され、1月から3月までが合計されます。
クエリを実行するとグループ化され合計できた

Accessクエリでビルドを使用し演算フィールドを作成する

Accessクエリのビルドを使用し演算フィールドを作成する方法です。

下の商品月別販売数テーブルの、1月・2月・3月の合計を行う演算フィールドをを作成します。
商品月別販売数テーブル

1月・2月・3月のフィールドを追加したクエリを作成し保存します。
次に、空白フィールド上で右クリックし、表示されるメニューの[ビルド]を選択します。
1月・2月・3月のフィールドを追加したクエリ

式ビルダーが開きます。
1.作成中のクエリ名を選択します。
2.1月を選択します。すると上の表示枠に[1月]と表示されます。
式ビルダー

+と入力します。
+などの算術演算子は、式ビルダーの演算子からも選択できます。
+と入力する

同様に2月と3月を追加します。
これで式は、[1月]+[2月]+[3月]になります。
2月と3月を追加する

フィールド名が自動的に「式1」となっているので変更します。
フィールド名が自動的に「式1」となっている

「式1」部分にカーソルを移動すれば入力できます。
ここでは「計」にしました。
式1」を「計」に変更

クエリを実行すると下のように演算できます。
クエリの実行結果

2017年7月16日日曜日

並べ替えた状態で開くようにテーブルを設定する|入門

Accessで並べ替えた状態で開くように、テーブルを設定する方法です。

デフォルトの状態でテーブルを開くと、登録順になっています。
下の商品販売テーブルの「ID」フィールドは、オートナンバー型になっているので、その順になっています。
商品販売テーブル

左の一覧からテーブル名を選択し、右クリックします。
表示されるメニューの[デザインビュー]をクリックします。
[デザインビュー]をクリック

テーブルがデザインビューで開きます。
リボンの[テーブル ツール]~[デザイン]~[プロパティ シート]をクリックします。
[プロパティ シート]をクリック

プロパティー シートが開きます。
並べ替えプロパティに、並べ替えるフィールド名を入力します。
降順の場合は、半角スペース+「DESC」を後ろに付けます。
下の場合「支店名 DESC」になります。
並べ替えプロパティに、並べ替えるフィールド名を入力

これで設定完了です。
リボンの[表示]をクリックすると、「まずテーブルを保存する必要があります。保存してもよろしいですか?」と表示されるので[はい]をクリックします。
保存してもよろしいですか?

これでテーブルを開いた時に、設定したフィールドで並べ替えられています。
テーブルを開いた時に、設定したフィールドで並べ替えられている

複数フィールドでの並べ替え設定はできないようです。
複数フィールドで並べ替えたい場合は、クエリで行ってください。

2017年6月19日月曜日

クエリの抽出条件に比較演算子を使用する|Access入門

Accessクエリの抽出条件に、比較演算子を使用する方法です。

● 比較演算子の種類


  • < : より小さい
  • > : より大きい
  • <= : 以下
  • >= : 以上
  • <> : 含まない
  • Between : 範囲

● クエリで比較演算子の使用例


クエリの元になる、商品販売テーブルです。
クエリの元になる、商品販売テーブル

上のテーブルを使いクエリを作成したクエリデザイン画面です。
抽出条件に比較演算子を使い入力します。
「>5000」と入力し、販売金額が5000円より大きなレコードを抽出するように入力しました。
抽出条件に比較演算子を使い入力する

実行結果です。
販売金額が5000円より大きなレコードのみが表示されています。
5000円より大きなレコードのみが表示された

範囲指定ができる「Between」を使ってみます。
「Between 5000 And 10000」と入力し、販売金額が5000円以上10000円以下のレコードを抽出するように入力しました。
範囲指定ができる「Between」を使う

実行結果です。
販売金額が5000円以上10000円以下のレコードのみが表示されています。
5000円以上10000円以下のレコードのみが表示された

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2017年6月2日金曜日

クエリで数値・文字列・日付の抽出条件の入力|Access入門

Accessのクエリで、数値・文字列・日付の抽出条件を入力する画面の説明です。


下の商品販売テーブルからクエリを作成します。
商品販売テーブルからクエリを作成する

● クエリで数値の抽出条件を入力


抽出したい数値フィールドをクエリに追加し、抽出条件のセルに移動します。
数値の場合、そのまま入力すればOKです。
クエリで数値の抽出条件を入力

これで実行すれば数値の抽出結果が表示されます。
数値の抽出結果が表示された

● クエリで文字列の抽出条件を入力


抽出したいテキストフィールドをクエリに追加し、抽出条件のセルに移動します。
文字列の場合、抽出文字をそのまま入力します。
クエリで文字列の抽出条件を入力

Enterキーを押すと自動的に「”」が両側に付きます。
Enterキーを押すと自動的に「”」が両側に付く

これで実行すれば文字列の抽出結果が表示されます。
文字列の抽出結果が表示された

● クエリで日付の抽出条件を入力


抽出したい日付/時刻型フィールドをクエリに追加し、抽出条件のセルに移動します。
日付の場合、「/」で区切り年・月・日を入力します。
例えば、2017年6月2日と入力しても自動的に「/」に変換されます。
クエリで日付の抽出条件を入力する

Enterキーを押すと自動的に「#」が両側に付きます。
Enterキーを押すと自動的に「#」が両側に付く

これで実行すれば日付の抽出結果が表示されます。
日付の抽出結果が表示された

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2017年5月30日火曜日

Access VBA入門|メッセージボックスでHello Worldを表示する

AccessのVBAを使用し、メッセージボックスを開き「Hello World」を表示させます。

VBA入門の初めの一歩です。


● VBEを開く


Accessを起動し、リボンの[データベースツール]~マクロ[Visual Basic]をクリックします。
マクロ[Visual Basic]をクリックする

VBAの画面が開きます。
この画面をVBE(Visual Basic Editor)といいます。

メニューの[挿入]~[標準モジュール]をクリックします。
[標準モジュール]をクリックする

左のプロジェクトエクスプローラに「標準モジュール」-[Module1]と表示されます。
右のコードウィンドウには、自動的に「Option Compare Database」と入力されています。
プロジェクトエクスプローラとコードウィンドウ

● VBAのコードを入力する


「Sub MyMeesage」と入力し、Enterキーを押します。
「Sub MyMeesage」と入力し、Enterキーを押す

すると自動的に
Sub MyMeesage()

End Sub
と入力されます。
「Sub ~ End Sub」が1つの処理のかたまりになります。
これを、プロシージャと呼びます、
プロシージャの作成

「Sub ~ End Sub」の間に、
MsgBox "Hello World!"
と入力します。
「MsgBox」がメッセージボックスを開く命令文です。
MsgBox "Hello World!"と入力する

● 作成したVBAを実行する


[▶(Sub/ユーザーフォームの実行)]ボタンをクリックします。
実行のショートカットキーはF5です。
[▶(Sub/ユーザーフォームの実行)]ボタンをクリックする

マクロのダイアログが表示されます。
作成した「MyMessage」が選択されているので、[実行]ボタンをクリックします。
マクロのダイアログで[実行]をクリックする

メッセージボックスが開き、「Hello World!」と表示されました。
メッセージボックスが開き、「Hello World!」と表示された

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